【7のつく年】北朝鮮リスクと円高・株安、そして仮想通貨の可能性
過去に7のつく年のアノマリーについて書きました。
前回はサブプライム自動車ローンについて書きましたが、もはやそれどころではなく、
北朝鮮リスクがいよいよ顕在化してきました。
9/9は北朝鮮の建国記念日ですので、そこに向けてさらなる動きを警戒しなければいけない情勢です。
(金儲けどころの話ではない・・・?)
ここではさらなるリスクが発生した時の外貨・株価を検証した上で、暗号通貨・仮想通貨についても触れてみたいと思います。
現在の為替チャート
こちらは(最近私がよく取引する)ポンド円チャート(1時間足)です。
9/4が本日以降なのですが、下に窓を開けてスタートしています。
通常、窓を開けてスタートした場合、窓を埋めに行く(今回は下げて始まったので、上げる)動きをします。
最初の一時間こそ上げる動きを見せましたが、すぐにしぼみ、下落トレンドの様相を呈しています。
現在の日経チャート
日経の1時間足も下げスタートです。
19,700円近辺を天井に下げに転じ、節目の19,500円も割りました。
見栄えとしてはあまりよくないです。
リスク回避の株安・円高
今回の地政学リスクや経済危機の際には、往々にして株は売り込まれ、債券や金に資金が逃げ出します。
リーマンショックの際にも同様の動きがありました。
合わせて、有事の円買いが起こり、未曾有の円高になりました。
(それより前は有事のスイスフラン買いだったのですが、最近はとんと聞かなくなりました。)
今回は日本近辺で有事が起こっているので、日本円が買われるのは違和感がありますが、
市場の初動を見るに、今回も円買いという動きになるのではないでしょうか。
今後の米朝の動き
こちらに詳しく予想があります。
私も今回の核実験は「材料出尽くし」(株高円安)にはならず、さらなる懸念を生み出すものではないかと思います。
トランプの牽制も早速出ていますし、9/9に向けてますます動きが加速していくのではないでしょうか。
したがって、そこまでは株価も為替も不安定に、そして株は安く、円は高くなる動きになるのでは、と予想しています。
仮想通貨(暗号通貨)相場は・・・
暗号通貨も一瞬あげましたが、現在は下げに転じています。
下はビットコイン円の日足チャート@コインチェックです。
50万円以上の価格帯を不動にしていたかに見えましたが、あっけなく崩れてしまいました。。。
が、私はいずれ資金の逃避先に暗号通貨・仮想通貨が加わるものと思っています。
いまはまだまだ不安定な値動きですが、金やその他のアセットに代わる、もしくは対等な位置付けになる日がくるように思います。
いまはむしろ買い場(もう少し下げるかもしれませんので、もう少し様子見た方が良いかも)かと思います。
将来的なことを考えると、現時点で時価総額が高い暗号通貨・仮想通貨は安心できるように思います。
とりわけテーマがわかりやすいビットコイン(金)やリップル(送金)あたりは、今後も安定して需要があるのではないでしょうか。
最後に
私は円買い、暗号通貨・仮想通貨(というかRipple XRP)買いで動いてます。
(個人的には平和裡に解決して欲しいですが・・・そんな雰囲気ではないっていうのが怖いですね・・・)