【仮想通貨】2017年の振り返り(ビットコイン・リップル)と2018年の見通し
2017年は激動の一年でした。
2014年にリップルXRPを購入して3年、ずっと1円前後をふらふらする値動きをしていたのに、今年に入って300円に接近するほどに高騰しました。
仮想通貨・暗号通貨の裾野が一気に広がり、市場規模は爆発的に拡大しました。
10万円から始めた仮想通貨取引ですが、仕事しながらまったり取引していても資産300倍くらいになりました。早く始めたもん勝ちですが、まだまだチャンス(そしてリスクも)あると思っています。
今年の振り返りと来年の見通しを考えてみようと思います。
2017年の振り返り
主な出来事
イベントが多すぎてどれをピックアップすれば良いのかわからないですが・・・
- ビットコインの分裂が加速する。Segwitが実装される
- 銀行がリップルネットワークへの参加を進める
- ビットコイン殺人事件が起こる
- DentaCoin(デンタコイン)が生まれる
- XPの開発が再開される
- その他ICOブームが加熱する
- アメリカでビットコイン先物が上場する
- 各国で仮想通貨規制の法律が制定され始める
技術開発とその普及が先行し、法規制が後手に回りました。
投資している身からすると、税制がふんわり決まっているところに不安を感じます。
「取れるだけ取る」、「解釈によっていくらでも取りこぼしを後で回収できる」ようにしている印象です。
そしてICOによる資金調達が加熱しました。
通常のベンチャーキャピタルには相手にされないような会社が、ICOという皮をかぶって一般市民からお金を調達するような(印象のある)案件も多くなったように思います。
こういった動きはまだまだ続きそうです。
Bitcoin(ビットコイン)の値動き
ビットコインは一時19,850ドル(Bittrex)に達し、年初(955ドル)から約21倍まで高騰しました。
日本円でも240万円を超えました。私が初めて仮想通貨を知ったときは10万円くらいで暴騰したと話題になっていたように思います。
ビットコインは1日に20%ほど動くなど、乱高下を続けています。
これが”高値圏での乱高下”(下落のサイン)なのかどうか、来年注目したいと思います。
リップルXRPの値動き
リップルXRPは今年一気に駆け上がってきました。
考えてみれば通常のビジネスを立ち上げ、軌道に乗せるのは何年もかかるものだと思うと、
3年持っていたとしても、決して長かったわけではないですよね。
ビットコインベースでみると、直近のビットコインの上げが激しかったため、5月の水準には達していません。
が、フィアット建てにすると最近の高騰は目を引きます。
2018年の見通し
以前、ITバブルを引き合いに仮想通貨市場の今後を検討しました。
要点は、
(=市場規模は拡大する)
来年は一度調整される可能性があると思っていますが、タイミングを見て買い増しのタイミングではないかと思います。
例えば下記のような理由で下げるようなことがそこそこ起こるような気がします。
- 詐欺的なICOが増加し、仮想通貨全般に対する不信感が高まる(もしくは被害にクローズアップされてしまう)
- 取引所への攻撃が増え、最悪の場合破綻に追い込まれる取引所が現れる
- 機関投資家による売り仕掛けが個人投資家の狼狽売りを引き起こす
→ 過去に紹介した記事はこちら
特に、投資未経験の人が最近ビットコインと口にし始めているので、過熱感のピークは近いのではないか、という不安があります。
うまくやろうとすれば、いったんポジションをクローズし、下げたところを買う、ということですが、
将来的には市場規模が拡大すると思うので、売買せず保有し続けるのも手かもしれません。
最後に
たった数万円で始めた人も、数千万、億を稼ぐ人がでてきています。とても夢がありますよね。
今後もリスクにより気をつけて運用したいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。