【仮想通貨】マイナーICOで有望案件探し3(Local World Forwarders/MediBloc)|
ビットコインキャッシュが流行り、ほかのアルトコインが調子悪い中ですが、たまにはICO案件見てみようか、という気持ちになってきました。
今回は表の上2つです。
通貨名 |
現在の |
販売期間 | 対象事業 | 期待度 |
---|---|---|---|---|
Local World Forwarders | プレセール中 | 10/23 - 11/6 | 物流 | ★☆☆☆☆ |
MediBloc | ICO開始前 | 11/13 - 11/19 | 医療 | ★★☆☆☆ |
Bookira(過去記事) | ICO終了 | 9/26 - 10/25 | 旅行 | ★★☆☆☆ |
ErosCoin(過去記事) | クラウドセール中 | 10/11 - 11/15 | ペイメント | ★☆☆☆☆ |
CarTaxi(過去記事) | ICO中 | 8/30 - 11/1 | 物流 | ★★★☆☆ |
BurstIQ(過去記事) | クラウドセール中 | 9/19 - 11/30 | 医療 | ★★☆☆☆ |
HydroMiner(過去記事) | トークンセール中 | 10/18 - 11/15 | マイニング | ★☆☆☆☆ |
Fantasy Market Token(過去記事) | プレセール中 | 9/2 - 12/3 | アダルト | ★★☆☆☆ |
IMMLA(過去記事) | プレICO中 | 10/16 - 11/3 | 物流 | ★★☆☆☆ |
SunCoin(過去記事) | ICO前 | 11/22 - 12/31 | 発電 | ★☆☆☆☆ |
表もアップデートしました。
HydroMinerのプレセールは36分で終わったらしいです(ほんと?)
なお、ホワイトペーパーは斜め読みですので、興味が沸いたらぜひ本家の情報に当たっていただければと思います。
※写真は秘境鉄道の飯田線の車窓から。こういうところ(失礼)にも物流網をめぐらせたい、というのがLocal World Forwardersの思いのようです。
目次
Local World Forwarders(ローカル・ワールド・フォワーダーズ:LWF)
スマートコントラクトなどは物流と相性がよさそうなので、物流系はよく見るようにしています。
ウェブサイト:https://www.lwf.io/en
ホワイトペーパー:https://www.lwf.io/docs/lwf_whitepaper_en.pdf
概要と所感
既存の物流企業、フォワーダー(輸出入における運送業)はフィーが高かったり、配送エリアを限定(ここには送れません、のように)していたり、などの問題があるそうです。
日本国内だと実感わかないのですが、ロシア、アジア、アフリカ、南米では顕著、とのこと。
このプロジェクトでは、ユーザーフレンドリーのプラットフォームを構築し(誰でも使いやすいWebやアプリを作り)、
だれでも運搬の担い手になりお金を稼げるようにする、というコンセプトのようです。
国内の物流だけであれば、誰でも運搬できるというのはUberEATSでもやっています。
このプロジェクトではフォワーディング(輸出入物流)も”誰でもできるようにする”ようです。
たしかにこれなら小口の荷物をすぐに安く運べる可能性はありますし、旅行のついでにお小遣い稼ぎできる可能性もあります。
懸念点
ビジネスの安全性に疑問があります。
たとえば悪意のある人が、麻薬をA国に運ぼうとするような場合です。
- 運び手は中身が何かわからない(誰でも運搬できる、というコンセプトの元では、中身をチェックできるような立派な設備があるとは思えない)
- 税関などでつかまった場合、運び手が逮捕される可能性がある
これ、空港などで声をかけられ、”荷物がいっぱいだから運んでくれ”、などと言われて麻薬を運ばされ、結果逮捕される、みたいな話しに似ています。
責任の所在が不明瞭になりがちな中、このプロジェクトでどのように回避するのでしょうか。
また、国によって持ち込めるか否か、その規制が異なりますが、そのあたりも考慮されるのでしょうか。
たとえばシンガポールはガムを持ち込めないのですが、
- 依頼者が知らずにガムの輸送を依頼(なさそうですが笑)
- 中身を見れない運び手がシンガポール旅行のついでにガムを輸送
- シンガポールの税関で没収
この場合、だれが悪いことになるんでしょう?
このガムGoxとでも言うべき事態の責任を誰が取るのか・・・
個人なら税関が甘くなるよね、みたいな発想はないと思いますが、つめなければいけないところが多いように思います。
そしてなにより、ロードマップに開発が言及されていません。
これが一番怖いです。
さらなる検討を行うか
懸念点が多いので、本件の検討はここまでにしようと思います。
MediBloc(メディブロック)
医療データの管理系プロジェクトです。
ウェブサイト: https://medibloc.org/
ホワイトペーパー(日本語版):https://medibloc-homepage.oss-us-west-1.aliyuncs.com/whitepaper/medibloc_whitepaper_jp.pdf
概要と所感
患者ごとの全医療データをブロックチェーンで管理するプラットフォームの開発を目指しています。
BurstIQを紹介した記事にも書きましたが、医療データは電子カルテで管理してはいるものの、各病院で管理しているので、断片的になってしまいます。
その状況を改善することを目指しているようです。
これがうまく進めば、個人情報をマスクして症例情報のみ取り出して研究したり、、ということもできたりするんでしょうかね。
テーマとしてはとても面白いですが、BurstIQに似ています・・・
将来的にはMediBlocトークンで医療費や薬剤費を払えるようにしたいようです。
懸念点
BurstIQでも同じですが、医療系は法規制で守られていたり、日本では学会やら医局やらステークホルダーが多く、なかなか切り込んでいくのは難しいように思います。
お題目は立派ですが、政治的な面をどうクリアするのか?がかなり重要です。
また、ICOそのものを見ても、合計100億トークンが発行され、販売されるのは50億トークンと、かなりの発行量です。
さらなる検討を行うか
政治的な面に対する言及があるのか見てみるのは一つですが、ICO設計的にも魅力が薄いように感じますので、時間があれば、でしょうか・・・
最後に
今回はちょっと今ひとつでしょうか。最近はICOで心ときめきにくくなってきたかもしれません。
安心の日系取引所
いつ何が起こるかわからないので、複数の取引所を使うことにしています。
私は国内外の取引所、ハードウォレットなど、複数を使い、資産を分散しています。
また、ICOに必要なビットコイン・イーサリアムを日本円と交換するにも必要です。
コインの取り扱いが多く、使いやすいですね。
取引量が多く、安定した取引環境です。レバレッジは3倍まで(個人的にはこれで十分すぎる気がします)
マーケット状況にはよりますが業界最狭の実効スプレッドを実現。レバレッジ25倍までいけます(FXより高い・・・)。