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暗号通貨界隈は要注意?ポジショントークや相場の経験則は合コンみたいなもの

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昨夜、というか今朝はRipple(リップル)が下げました。

前回のリップルの記事では、20円近辺まで下がるかも、といって21円くらいまで来たので、だいたい思った通りだったのですが、正直10円代に戻ってくると思ったので、

意外とこらえているなという印象です。

 

 

FXや株の世界では”よくある”ポジショントークだったように思うのですが、

暗号通貨・仮想通貨界隈ではあまりにも素直に反応しすぎて、刈り取られた人が多かったのではないでしょうか

 

 

また、「今が買いだ!」という人と「もう高値だ、売ろう」という人が混在していて

混乱することもあるのではないでしょうか。

 

 私も相場に取り組み始めた10年前はそうでした。

 

ここでは(自戒を込めて)ポジショントークについて考えたいと思います。 

あわせて、役に立ちそうな相場の経験則についても書こうと思います。

よくよく思い返せば、こうした相場の経験則を忘れている時(熱くなってしまっている時)に損を出しているような気がします

 

 

 

 

 

 

そもそもポジショントークって?

 wikipediaを見てみると

株式・為替・金利先物市場において、買い持ちや売り持ちのポジションを保有している著名な市場関係者が、自分のポジションに有利な方向に相場が動くように、市場心理を揺さぶる発言をマスメディア・媒体などを通して行うことを指す和製英語

 

ということで、動いて欲しい方向に発言(ツイート)することですね。

 

ある暗号通貨・仮想通貨(リップルとか)を持っている人が

「リップルがアリペイに採用される可能性がある(という噂)から価値が上がる

といったり、

 

リップルを売ってしまった人が

「リップル社がガンガン売っているから長期的には価値が下がる

と言ったりすることもポジショントークに当たるかもしれません。 

 

「売りだ」/「買いだ」に混乱する状態からの脱却

ツイッターを見ていても「売りだ」/「買いだ」や「上がる」/「下がる」とポジショントークが氾濫しています。

まずは一歩引いた目で見るしかないです。 

 

「なぜこの人はそんなことを言っているのだろうか」

と背景を想像してみるのが一つ。

 

もう一つが、私たちのアクションは「買う」「売る」の二択しかないですが、

いつエントリーする(買う・売るの行動をする)か、いつエグジットする(反対注文する。買っていた人がその通貨を売る)か

という重要な要素があります。

 

なので、

「売りだ」と言っている人がどのくらいの時間で「下がる」と思っているのか

「買いだ」と言っている人がどのくらいの時間で「上がる」と思っているのか

 考えなければいけません。

 

前回の記事では

  • 期待が剝落して価値が下がる短期
  • 長期的には様々な取り組みが認められて価値が上がる長期) 

ということを想定していました。

 

Aさんが短期のことを話していて

「いやぁリップルは下がるね!

と言っていて、かたや長期的な目線で考えているBくんは

「そんなことはない、リップルは素晴らしいんだから上がるよ!」

と言ったりすると混乱しますが、どちらも間違ってはいないことも往々にしてあるのです。

 

これをなにも考えずに「Bくんが言ってるんだから買いだ!」としてしまうと

短期的な下げに耐えられず損を出す、ということにもなります。

 

 

「好きだ」けど「一緒にいられない」などというのも両立します。

 

今は「好きだ(からXXXしたい)」けど長期的には「一緒にいられない(というか付き合う気はない)」

というのと一緒です。たぶん。

 

よくある経験則、それは合コン

今回は3つご紹介します。

 

Buy the rumor, sell the fact

 

噂で買って事実で売る

というやつです。 

 

このブログで何度か出しているので、くどいですが・・・

 

 

人は期待する生き物なんだなって思います。

 

あれこれ妄想が膨らんで期待して・・・

 

本物を見て幻滅する・・・

 

合コンと同じです。

 

ファンダメンタルズがあてにならないなと思うのはこういう時で、

とてもいい発表があっても、下げる時があります。

そんなときに後付け的にsell the factだね、って言われたりします。

これは株でもFXでも同じです。

 

なので重要なイベントの前にはポジションを抑える(買いポジションを減らす、など)こともよくやる手です。

 

相場は行き過ぎる

相場は往々にして行きすぎます。

下げすぎたり上げすぎたりします。

 

いい雰囲気であればそのままの勢いで2軒目に誘った方がうまくいったりしませんか?

逆に今日はこの辺で・・・とするとその後うまくいかないこともありませんか?

 

2件目の誘いと同じです。

 

なので、「もうここまで下がったから平気だろう、買ってみるか」みたいなのはかえって危険で、さらなる下げを予期したほうが良いです。

 

勢いづいているときにエントリーする際は、可能であれば(暗号通貨・仮想通貨取引所ではできないことが多いようです)、

逆指値(意図せぬ方向に相場が動いた時に、損失を限定するための注文)を入れておくべきです。

  

相場は常に正しい

この世界は結果が全てです。

その通貨が上がったのであれば、それが正しいのです。

 

「これだ」と思い込んで行動したのに、まったく思い通りにいかず

 

人のせいにしたくなったりしませんか?

 

 

せっかくこないだは遅くまで一緒だったのに、
結局付き合ってもらえず相手をけなすのと同じです。

 

だれかのせいにしてもキリがありません。なぜ今回相場はこのように動いたのか?と検討することが重要です。

 

また、「相場が正しい」と考えるとイライラしないで済みます。

イライラすると損を取り返そうとポジションを取り、さらに負けるという負のスパイラルにはまります

振られた理由を自分のせいにしてみると、より高みを目指せるのと同じです(きっと)

 

 

行きすぎたポジショントーク(法律っぽい話)

 

暗号通貨・仮想通貨界隈で問題になっているのかはよくわかっていないのですが、

嘘の情報を流すのは違法です。

※正確な情報(であることの担保)が欲しい/本件に絡んだ相談がしたい場合は迷わず弁護士に当たってください

 

風説の流布

儲けるために嘘の情報を流すことです。

あの会社、新技術ができたらしいよ(嘘)、だから僕は/私は買ったんだよね

みたいな感じです。

これは金融商品取引法違反、ということで違法です。

 

でもこういうような話って暗号通貨・仮想通貨界隈であるようなないような・・・

 

ちなみに儲けるつもりがなかったとしても、違法とみなされることはあるようなので、ご注意を・・・・

 

 

絶対儲かる

これはもう鉄板な気がします。

 

「絶対儲かる」

「月利10%確実」

 

などなど、悪気がなくても言っちゃう人はいるかもしれません。

事実5月くらいの暗号通貨・仮想通貨界隈は何買っても結果的には稼げた人が多かったはずなので。

 

私も「ビットコインを使った@!$%#+*(どんな内容か覚えていない・・・)で月利10%絶対儲かる」

 

って友達に言われて、友達でいられなくなってしまったことがあります。

ちなみに本件の被害者はビットコインさんです。

 

 

特に気をつけないといけないのは、怪しげな業者が絡んでいるケースで、セミナーに呼び出される場合です(ただし、全部が全部悪い、とは言いませんが)

 

絶対儲かる系の誘い文句は、金融商品取引法で「断定的判断の提供」(確実だと思い込ませる)と見なされ、違法です。

 

ちなみに関係ない話ですが、私は怪しげなセミナーに呼ばれて行った時に

「このジュースを飲むとガンが治る!」

と言われました(これは今でいう薬機法違反)。

※今もこの会社があるのかはわかりません

 

こういった誘い文句は想像以上に溢れていて、スキを見せるとこちらにすり寄ってきますので、要注意です。

 

最後に

ふざけた感じになってしまいましたが、行きすぎたポジショントークが増えることにはかなり心配しています。

せっかく暗号通貨・仮想通貨が作る面白い世界が見えてきているのに、

”暗号通貨・仮想通貨で損した、騙された”みたいな人が増えてしまえば、長期的に市場がしぼみかねません

 

良かれと思ってした発言も客観的にみたらポジショントークになってしまっているかもしれません。

 

私自身も自戒を込めて・・・

 

 

 

暗号通貨のトレードにBitbankを使っています、が、確実に儲かるわけではありません。ただ、いまは取引手数料がマイナス(取引するほどお金がもらえる)キャンペーンをやっているので、その点ではお得です。